髪結いの亭主が脱サラするケースがある

脱サラ起業家の体験談とかセミナーとか色んなのあると思います。でもその人の体験談を間に受けずにいったん、その人のバックボーンを確認してみましょう。Wインカム夫婦で、旦那が起業して失敗しても食うに困らない人、看護師など安定の職業についている妻がいて、好きに起業している人、など、起業で一念発起で頑張ってる、すごーいって人ばかりではありません。往々にしてそういう方々は、隠れた安定をオープンにしていない傾向があるので、チャレンジ話をうのみにせずに、自分のおかれたポジションを冷静に分析しましょう。逆を言えば、髪結いの亭主は、リスクが低く起業できるということでもあります。髪結いの亭主を目指してから起業をするという手もあります。どちらがいい悪いの問題ではなく、そのバックボーンを知らないまま、清水の舞台から飛び降りてしまう方々も少なからずいるので、言いたいのは「分析」が大事であって、セミナーとかの大袈裟な成功話をうのみにしないでね!ってことです。こうした方々も、髪結いの亭主っていうのが起業家らしくなくて恥ずかしいので、自らからは絶対に言わず、チャレンジャーだっていうところが強調されがちです。

実家がお金持ちで、サラリーマンする必要がなく起業しているパターン

同様に、食うに困らない環境での起業はあります。大金持ちではなくても実家が商売していたりするのもあり、失敗すれば家業を継ぐっていうオプションもあるパターンの起業家です。人間はおかれた環境が人によって違うって話です。羨んだりしてはいけません(笑)それも素晴らしい危機管理です。

外資系で一生分稼いだ後、「自分らしく」みたいなキーワードで好きな起業してることも

お金は一生分稼いだけど、承認欲求とか、人生について考えたりとかして、社会貢献とかに進まれる方です。厳しい世界で、お金を稼いできた反動でそのようになる方々も一定数います。でもこれも、マズローの五段階欲求で説明がつきます。人間は、お金がある一定程度まで稼げれば、社会貢献や利他的になっていくものなのです。ここでも言いたいのは分析力であって、神のような方だな、とか崇めすぎないようにねって話です。こうした方々は基本的にいいことをされているパターンがあるので、社会にとって有意義な方々です。ただ、自分らしくをマネしてそのまま突き進むと十分に資本がある人がやっている自分らしくと、まだまだ資本がない人が自分らしくを同じようにしてしまうと大変なことになることもあるってことです。客観視しましょう。

投稿者

TEA

脱サラして、40代で起業。初年度から黒字。起業家ふくめ老若男女いろんな職種の人を見てきて触れあってきたからこそわかる話、シェアします。 ですが、当ブログの掲載内容の活用は、自己責任でお願いします!

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